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不動産豆知識

空家活用

空家活用とは、使われていない住宅や建物を有効に利用することを指します。

空家を活用する際には自身で居住するだけではなく賃貸、売却など様々な方法で活用する事ができます。

今回の記事ではどう言った活用方法があるのかを解説していきます。

目次

長期賃貸物件としての活用

長期賃貸物件とは家族向け、単身者向けに対し長期賃貸物件として貸出す活用方法です。
長期賃貸物件として契約を行う事で家賃収入を得る事が可能になり、固定資産税などの費用をそこから捻出する事が可能になります。
賃料などの契約条件や賃借人募集については不動産会社に相談し、周辺の物件とかけ離れない適正な金額設定を行いながら募集までを一括でるようアドバイスをもらう事をおススメします。

長期賃貸物件として活用する場合は賃借人が物件を借りている間のみ賃料が発生する為契約期間の満了、退去にともない再度募集をかける必要が出てきます。
当然その期間は家賃収入が入る事はありませんので長い期間を空けず常に満室となるのが理想です。
しかし、物件の所在地があまり賃貸として活用できる場所でなくなかなか募集が進まない、賃借人の使い方が悪く物件の損耗が激しく修繕に長期間時間を取られるケースもあります。

そう言った場合は長期賃貸としての活用方法だけではなく、別の活用方法を用いる事も視野に入れる必要があります。

短期賃貸物件としての活用方法

短期賃貸は主に観光客や出張者向けに、数日から数週間の期間で貸し出される物件のことを指します。
短期賃貸の特徴として宿泊日数が柔軟で、主に利用者ちなるのは旅行者やビジネスパーソンです。
また、家具や家電が揃っており、すぐに生活を始められる状態になっているのも一つの特徴です。

短期賃貸物件として活用する際は前述の長期賃貸物件よりも立地が重要で観光名所やビジネスエリアに近い物件が人気です。
競合物件の価格を参考にしながら、適切な価格を設定し、季節やイベントに応じて価格を調整することも考慮しましょう。

短期賃貸物件として活用できる場所であれば有効な活用方法となりますが宿泊者が入替る毎に清掃やメンテナンスが必要となります。清掃業者と契約するか、自分で行うかを検討し合わせてチェックイン・チェックアウトなどの手続きをスムーズに行う事が出来る環境を整える必要があります。

短期賃貸物件活用は宿泊者に対し建物の使い方、周辺への配慮など明確なルールを設けることでトラブルを未然に防ぐ事が重要です。
宿泊者の募集にはAirbnbやBooking.comなどの短期賃貸プラットフォームを利用し効率的に集客をしていく必要があります。

行政の支援

行政支援の一環として空家バンク制度と言う制度があります。
空家バンク制度は使われていない空家を有効に活用するために、自治体が設けている制度です。この制度は、空家の所有者と利用希望者を結びつける役割を果たします。
1. 目的
地域活性化:空家を活用することで、地域の人口減少や過疎化を防ぎ、地域の活性化を図ることが目的です。
安全性の向上:空家が放置されることで発生する治安や衛生の問題を解消するための取り組みでもあります。
2. 仕組み
登録:空家の所有者が、自身の空家を空家バンクに登録します。登録には、物件の情報や条件(賃貸、売却など)を提供する必要があります。
マッチング:自治体が運営する空家バンクのウェブサイトやパンフレットを通じて、利用希望者が空家を検索し、興味のある物件に問い合わせることができます。
契約:利用希望者と所有者が直接交渉し、契約を結ぶ流れになります。
3. 利点
利用者にとって空家を有効活用することで、維持管理の負担を軽減し、収入を得ることができます。また、地域貢献にも繋がります。手頃な価格で住居を見つけることができる場合が多く、地域に根ざした生活を始めるきっかけになります。
自治体にとって空家の減少や地域の活性化が進むことで、地域全体の魅力が向上します。

注意点として空家バンクに登録をする際は各自治体において用地やリフォームの有無などの条件があります。
空家バンク制度を活用する際は各自治体に問合せ自身の持つ物件が条件に一致しているのか、また、一致させるためにはどの様な工事が必要になるかを確認しましょう。

売却

弊社ホームページ別記事で詳しく解説していますので参照ください。

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