知っておきたい!戸建住宅購入のメリット・デメリット
前回の記事では戸建住宅とマンションを購入する際はどちらが良いのか?
と言う記事を投稿していますが、今回の記事では戸建住宅を検討する際のメリット・デメリットを深堀していきます。
昨今では各ハウスメーカーが建売住宅に力を入れていると言う事もあり、物件探しの際には必ずと言っていい程候補にあがる戸建住宅。
購入を検討する際に当記事を一読頂けると幸いです。
目次
戸建て住宅の大きなメリット
お庭や駐車スペースの確保が容易
多くの戸建住宅では、必ずと言っていいほど駐車スペースが確保されているほか、敷地の広さにもよりますがお庭を設ける事も比較的容易です。
マンションの場合は専用のお庭がある物件は数が少なく、敷地内に駐車スペースがない物件も見受けられます。
小さなお子様がいるご家庭で子供と庭遊びをしたい・・・
趣味のガーデニングや家庭菜園を楽しみたい・・・
という方には戸建て住宅をおススメします!
また、戸建て住宅は基本的に土地・建物が全て自身の所有物となります。
建物が古くなった時のリフォーム、建て替えなど好きなタイミングで好きな選択肢を選べます。
注文住宅になると内外装や間取りなど完全に自分好みのお家を建てる事が可能になるので、さらに自由度が高くなります!
資産としての役割
戸建て住宅の場合、建物が古くなってしまい価値が無くなってしまったとしても土地が残ります。
マンションにも共有持分と言って若干の土地は残りますが、戸建て住宅は土地の割合が大きいため、その分資産としての価値も大きくなります。
お家を含め土地を子、孫世代にまで残していきたいという方には戸建て住宅がおススメです!
また、土地を残された子、孫世代も自分たちでお家を建てる際に、最初から土地があると言うのは非常に大きなメリットです!
戸建て住宅のデメリット
建物の維持管理負担
戸建て住宅は建物・土地の管理修繕を自分で行わなければありません。
マンションであれば基本的に管理会社が定期的な清掃や、大規模修繕の計画を経ててくれますが、戸建て住宅は全て自分で管理をする必要があります。
基本的に屋根や雨水の侵入を防止する箇所に関しては約30年。
お家の中(建具・クロス仕上げ)やキッチン、お風呂、給湯設備などは約20年が修繕の目安です。
修繕をお願いする業者の手配や、金額を考えたりと意外と手間、時間がかかります。
その他定期的な点検や細かい修繕なども入ってくるので、長期的に見るとコスト負担が増えることも考えられます。
また、土地・建物を所有していると固定資産税が課されます。
特に土地の価格が高い地域では税負担が重くなることがあります。
売却まで時間がかかる
これは注文住宅に多く見られますが、お家を建てる際にこだわりにこだわりぬいて建ててしまったため、売却をしようとした時に売却までかなりの日数を要してしまうパターンです。
建売住宅の場合は基本的に万人受けするような間取り、配色で販売されているため、売却をする際にも比較的スムーズに購入希望者が現れます。
これが注文住宅になると、間取りはこだわった6LDK、リビングの真ん中に螺旋階段、普段使わない暖炉など、あまり万人受けしない間取りで建ててしまう場合があります。
こうなってしまうと市場に出したとしても購入希望者は現れず、金額も段階的に下げていく事になります。
最後に
こんな方におススメ 戸建住宅
➀お庭や駐車スペースをより広く確保したい人
②資産として土地を残したい、子、孫の代に土地を残してあげたい人
こんな方にはおススメできない 戸建住宅
➀早期の売却や転売を検討している人
②建物の維持管理を定期的に行えない人
戸建て住宅には広い駐車スペースやお庭の確保、資産価値としての大きなメリットがありますが、売却までの期間の長さ、定期的な建物の維持管理という手間も発生します。
マイホーム購入を検討する際はそういったメリット・デメリットを天秤にかけ、自分に合ったお家探しが出来るようにしましょう。